あがり症 社交不安障害 不眠症 睡眠障害

身体疾患の中でその発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し、器質的ないし機能的障害が認められる病態をいいます。ただし、神経症やうつ病など、他の精神障害に伴う身体症状は省きます。
心身症になりやすい身体疾患の発症や経過には、それぞれの疾患特有の原因が考えられます。
なかでもストレスが脳に作用して、身体の機能や免疫力の低下などに影響を及ぼします。

・胃の不快感　・腹痛　・下痢　・食道けいれん　・吐き気　・胸やけ　・みぞおちの痛み
・食欲不振　・片頭痛　・筋肉のこり、はり　・めまい　・痙攣　・アトピー性皮膚炎
・円形脱毛症　・不眠

それぞれの疾患に応じた身体医学療法に心理療法が併用され、補助的に向精神薬が用いられることもあります。まずは現状からの改善に一番効果的な治療に取組みます。
心身症の場合、症状に影響している基本的なストレスや人間関係・生活環境・食生活などを見直すことも重要です。
心理的な要因が強く関与していますので、しっかりとお話を伺いながら、治療を進めてまいります。